釣り糸を製造・販売している繊維メーカー「ユニチカ」から、エステルとナイロンを組み合わせたライン「シンサヤ(SHIN-SAYA)」が発売されました。
エステルとナイロンのよさをあわせ持ち、トラブルが不安でエステルを敬遠している方にぴったりなラインです。
では、詳しく見ていきましょう。
ユニチカ「シンサヤ(SHIN-SAYA)」

出典:ユニチカ
ユニチカから2023年3月に新発売された「シンサヤ(SHIN-SAYA)」は、 ナイロンのしなやかさとエステルの高感度をあわせ持つライン です。
エステルをナイロンでコーティングした2重構造が特徴。
「ナイロンはしなやかだけど感度がエステルより劣る」「エステルは高感度だけどトラブルが心配」という、それぞれの欠点を補ったこれまでにないまったく新しいラインです。
・素材:エステル×ナイロン
・カラー:ナチュラルクリアー
・号数:2.5~14lb
・長さ:150m
・価格(税別):10lbまで1,450円、12lb以上1,550円
lb | 2.5 | 3 | 4 | 5 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 | 20 | 25 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
参考号数 | 0.7 | 0.8 | 1 | 1.2 | 1.5 | 2 | 2.5 | 3 | 3.5 | 4 | 5 | 6 |
標準直径(m/m) | 0.138 | 0.148 | 0.165 | 0.185 | 0.205 | 0.235 | 0.260 | 0.285 | 0.310 | 0.330 | 0.370 | 0.405 |
エリアトラウトでシンサヤ(SHIN-SAYA)を使うメリット

出典:ユニチカ
エリアトラウトでは、近年エステルラインが人気です。
とはいえ、高感度な反面張りが強くトラブルが心配なほか、耐摩擦性に弱くリーダーを接続する必要もあります。
シンサヤは、ナイロンとエステルのよさをあわせ持つライン。
エステルをナイロンで包んだ芯鞘構造により、リーダーが不要です。
これまで、トラブルの不安やリーダーの接続が面倒でエステルを使用しなかった方でも、安心して使えます。
- ナイロンと比較して低伸度・高感度で操作性が良く、アタリがとりやすい
- ナイロンよりも吸水性の軽減してラインが長持ち
- エステルよりしなやかでトラブルが少ない
- エステルより耐摩耗性に優れて、根ずれに強くて滑らか
- エステルより結節強度が高く、耐摩耗性に優れリーダーなしで使える
シンサヤ(SHIN-SAYA)と他ラインの比較
シンサヤの比重は1.2で、ナイロンより少し高い程度です。
結束強度はデータ上でナイロンより劣るものの、フロロカーボンよりは優れています。
伸びはナイロンと同じなので、これまでよりワンランク細い号数でも使えるかもしれません。
特性 | シンサヤ | PE | フロロカーボン | ナイロン |
比重 | 1.2 | 0.96~0.98 | 1.78 | 1.14 |
引張強度(g/d) | 6~8 | 30~40 | 4~6 | 7~10 |
結節強度(g/d) | 5~6 | 15~20 | 3~5 | 6~9 |
切断伸度(%) | 20~30 | 2~4 | 23~26 | 20~30 |
エリアトラウトでシンサヤ(SHIN-SAYA)を試してみよう!
ナイロンでコーティングし、エステルの欠点を克服したシンサヤ(SHIN-SAYA)。
エステルなのにリーダーが要らないライン です。
トラブルが心配でエステルを敬遠していたら、ぜひ試してみましょう。
当サイトでも、使った際にはレビューしたいと思います。
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