ニジマスなどのトラウトを放流している管理釣り場では、ランディングネットの使用を必須としている場合があります。
レンタルできる管理釣り場が多いものの、長年大勢の人に使用された古いレンタル品ではテンションも下がってしまいますよね。
本格的なエリアトラウトに対応する「エリアトラウト用ランディングネット」が発売されているので、これから趣味として釣りを続けるのであれば、自分専用として購入しておくのがオススメです。
そこで今回は、オススメのランディングネットを厳選してご紹介。
あわせて選び方も解説しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
エリアトラウト用ランディングネットは必要?

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ランディングネットとは、釣れた魚をすくう「たも網(玉網)」です。
さまざまな釣りでランディングネットは必要ですが、トラウト管理釣り場(エリアトラウト)用として設計されたモデルが発売されています。
エリアトラウト用ランディングネットはシャフトが長いほか、釣れた魚を逃がす「リリース」しやすくするべく、ネットの深さが20cm前後と浅いのが特徴。
リリースを前提としている管理釣り場では、ランディングネット使用をルールとして義務づけている場合があります。
レンタルできる場合もありますが、これから趣味として管理釣り場に通うのあれば、自分用のランディングネットを用意するのがオススメです。
数に限りがあって借りられない恐れがあるほか、使い古しでボロボロな場合も。
お気に入りのランディングネットを使えば、テンションを上げながら一層釣りを楽しめますよ。
ブログやSNSにあげる写真を撮りたいときにも活躍。
ランディングネットなしでは魚が暴れてしまい、うまく撮影できないケースもあり得ます。
管理釣り場によっては、陸に魚を上げて撮影するのを禁止している場合があり、撮影したいならランディングネットの使用が必要不可欠です。
エリアトラウト用ランディングネットの選び方

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釣り堀である管理釣り場とはいえ、釣り網ならどれでもよいわけではありません。
管理釣り場用として、ランディングネットを選ぶ際のチェックポイントを押さえておきましょう。
長さをチェック
ランディングネットのシャフト(柄)の長さは、モデルによって異なります。
管理釣り場用として発売されているタイプは、およそ60cm前後です。
足場の高い場所のある管理釣り場では、長いほうが便利。ただし、長いほど取り回しにくくなります。
逆に足場の高い場所の管理釣り場では、極端にシャフトの短いランディングネットは向いていません。
はじめてエリアトラウト用ランディングネットを購入するのであれば、一般的な60cm前後のモデルを選ぶのがオススメ。
ネット部分と合わせれば、全長およそ1mくらいになります。
さまざまな釣りで使える汎用品を購入する際は、しっかりとシャフトの長さをチェックしておきましょう。
ネットを素材をチェック
釣りのジャンルによって、ネットの素材はさまざまです。
エリアトラウトにおいては「ラバーネット」が常識になっており、そのほかの素材は除外して問題ありません。
ラバーネットはナイロン製の網と比べて魚にやさしいのが特徴で、フックが絡みにくいメリットもあります。
魚がネットのなかで暴れても魚体に傷がつきにくく、リリースが前提のゲームフィッシングでは主流の素材です。
なかには、ラバーネット以外のランディングネット使用を禁止している管理釣り場もあるので、注意してください。
ネットのサイズをチェック
エリアトラウト用ランディングネットの形状は、丸ではなくやや縦長になっています。
縦の長さおよそ40~50cmが標準的なネットのサイズです。
管理釣り場向きとして発売されているモデルなら、だいたい同じ程度のサイズなので気にしなくてもよいでしょう。
ほかの釣りでも使用する汎用品を購入するのであれば、あまり大きすぎると管理釣り場では使いにくい点に注意が必要です。
仕舞寸法をチェック
エリアトラウト用ランディングネットは、シャフトの長さを含めると1mほどになります。
持ち運びや保管しやすさを重視したい場合には、仕舞寸法をチェックしておきましょう。
なかには、折りたためランディングネットが発売されています。
小さな車に積み込む際や、自宅の狭いスペースで保管する際に便利です。
機能性をチェック
魚をキャッチする目的にくわえて、使いやすい機能を搭載したエリアトラウト用ランディングネットが発売されています。
なかでも、地面に置いた状態で手に取りやすいようシャフトの形状に工夫をこらいしているモデルに注目です。
また、編み目の数を減らして水の抵抗を減らしたモデルも。
トーナメント指向で、スピーディーな釣りを展開したい場合にはチェックしてみてください。
エリアトラウト用ランディングネットのオススメ厳選5モデル
エリアトラウト用ランディングネットの選び方がわかったところで、オススメ製品を見ていきましょう。
トラウトの管理釣り場で安心して使えるランディングネットを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
プロックス(PROX) ラバーランディングネット
折りたためるランディングネットです。
仕舞寸法67.5cmと、車載する際や狭いスペースで保管したい場合に役立ちます。
アルミ製シャフトで軽快な釣りをサポート。
フック絡みを軽減できる軽量クリアラバーネットを採用しています。
- 使用時サイズ:112cm
- 仕舞寸法:67.5cm
- 枠サイズ:44.5×36.5cm(外径)・43.5×34.5(内径)
- ネット深さ:27.5cm
ディスプラウト(Daysprout) DSラバーランディングネット イエローラバー
シャフトの色に「つや消し塗装」を施したエリアトラウト用ランディングネットです。
ラバーネットとしては珍しい「クリアーイエロー」を採用しています。
独自設計のシャフトデザインにより、地面に置いた状態で使いやすい機能性も魅力。
ネットの深さ25cmと、大物に対応しやすいのもオススメポイントです。
- 使用時サイズ:102cm
- ネット深さ:25cm
レイドジャパン(RAIDJAPAN) グラディエーター ランディングネット RLN-350
シャフトに軽量カーボンを採用した、振り出し式のランディングネットです。
魚をすくいやすい変形ヘキサゴン玉枠により、スムーズに魚を取り込めます。
- 内寸サイズ:横幅340×高さ290mm
- 振出全長:約3.5m
カハラジャパン(KAHARA JAPAN) トーナメント・ラバーランディングネット
エリアトラウトトーナメントを想定して開発されたランディングネットです。
編み目の数を減らしてなるべく水の抵抗を受けない設計により、スピーディーな釣りをサポートします。
- シャフト長:70cm
- ネット寸法:縦最長43cm×横最長39cm×ネット最深部18cm
- 仕舞寸法:71.5cm
- 重さ:350g
ヴァルケイン(ValkeIN) ブレイドランディングネット
ネット部分の口径が広い、大型のエリアトラウト用ランディングネットです。
大型サイズながら、長さを2段階に調節できる仕様でコンパクトに収納できます。
継ぎ目部分はネジ式で簡単に着脱可能。
シャフトとエンドキャップへロゴを配置しているのも魅力です。
- 全長:139cm
- ネット寸法:45×50×深さ25cm
- 仕舞寸法:56cm
- 重さ:470g
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管理釣り場では自分のランディングネットを用意しておくのがオススメ
魚を傷つけずにすばやくリリースするために欠かせないエリアトラウト用ランディングネット。
管理釣り場によっては必須なので、レンタルできるのかも含めて確認しておきましょう。
できれば、自分用のお気に入りランディングネットを見つけて、テンションを上げながら釣りを楽しんでみてくださいね。