ダイワのエリアトラウト(管理釣り場)専用ブランド「プレッソ」より、新しいスピニングリール「プレッソ1000・2000」が発売されました。
人気ブランドの名前をそのまま冠しており、一時消えていたエリアトラウト専用リール復活への意気込みを感じられますね。
管理釣り場でのエリアトラウトフィッシングをはじめたい、趣味として続けてみたいという方は、ぜひチェックしておきたいリールです。
では、詳しく見ていきましょう。
エリアトラウト用スピニングリール「プレッソ1000・2000」

ダイワのエリアトラウト専用スピニングリール「プレッソ1000」
ダイワから新登場した「プレッソ1000・2000」は、管理釣り場(エリアトラウト)専用のスピニングリールです。
最大の特徴がプレッソリール史上最軽量の重さで、145gと150gの2モデルが発売されました。
圧倒的な軽さによって高い感度と扱いやすい操作性を実現しているほか、繊細なエリアトラウトの釣りをサポートすべく、さまざまな工夫をこらしているのが特徴。
気軽に釣りを楽しみたい方からトーナメンターまで、幅広いアングラーに使いやすいリールに仕上がっています。
ZAION製モノコックボディ採用で軽量化

プレッソリール史上最軽量を実現!
プレッソ1000・2000は「ZAION製モノコックボディ」を採用しています。
「ZAIO(ザイオン)」とは、高密度にカーボン繊維が織り込まれたカーボン樹脂であり、軽さと強度を実現した素材。
腐食にも強く高剛性と軽さを両立しており、プレッソリール史上最軽量アンダー150gの圧倒的な軽さを実現しています。
従来のボディカバーを廃して、ボディに直接高精度のプレートをネジ込んで固定した「モノコックボディ」を採用しているのもポイント。
ギヤーの支持精度を高めることで、剛性・気密性も向上しています。
オイルボールベアリング仕様で巻き感度が向上

出典:Amazon
プレッソは、ギア部を支持するボールベアリングをオイル仕様化しているのが特徴です。
トラウトの繊細なアタリを捉える優れた「巻き感度」と軽い巻き心地により、低活性の釣りをサポートします。
また、40mmハンドルアームとハイグリップI シェイプフィネスノブを搭載した、操作性のよさも魅力です。
エリアトラウトに最適なローギア設定

出典:Amazon
プレッソ1000・2000は、エリアトラウトに適したローギアを採用しています。
ギア比とはハンドルを1回転させたときに何cm巻き取れるのかを示しており、数値が低いほどルアーをゆっくり引きやすい目安。
低活性時など、軽量スプーンやマイクロクランクをデッドスロースピードで引きたいシーンに役立ちます。
巻き取り長さは「1000S-P」60cm、「2000SS-P」で64cm。
また、広さの限られた管理釣り場に対応すべく、2モデルとも糸巻き量2.5lb-100mの超浅溝スプールを採用しています。
さらに、ラインの接触抵抗を減らす「ロングキャストABS」採用もポイントです。
接点を前に出してスムーズなライン放出を実現し、従来のABSII以上と比較して約5%の飛距離アップとトラブルを低減。
より遠くのポイントを狙いやすくなったほか、初心者のキャスティング上達をサポートします。
ブランドカラーを踏襲した魅力的な外観
プレッソは、マットブラックとゴールドの組み合わせが印象的なプレッソブランドカラーを採用しています。
高級感あふれるデザインで、所有する喜びを感じられる個性的かつ印象的な外観が魅力です。
スプール側面にあしらった「PRESSO」ロゴは、深堀レーザーマーキングで施されています。
エリアトラウトリールについては、以下の記事でも詳しく取り上げていますので、ぜひ参考にしてみてください。プレッソ 1000・2000仕様
※右にスクロールできます。
品名 | 巻取り長さ (ハンドル1回転) |
ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 標準巻糸量 (ナイロン) |
標準巻糸量 (PE) |
ベアリングボール /ローラー |
希望本体価格 |
LT1000S-P | 61cm | 4.9 | 145g | 5kg | 2.5lb-100m | 0.3号-200m | 12 / 1 | 48,700円 |
LT2000SS-P | 64cm | 4.9 | 150g | 5kg | 2.5lb-100m | 0.3号-200m | 12 / 1 | 48,700円 |
「プレッソ1000」の使用感レビュー
2022年5月、実際に「プレッソLT1000S-P」を使用しました。
第一印象はやはり「軽い!」です。
最軽量の1000番を購入したこともあり、うたい文句通り圧倒的な軽さでした。
ロッドはやや重さのあるイプミリでしたので、ハイグレードロッドと組み合わせれば想像を絶する超軽量タックルで楽しめるのではないでしょうか。
プレッソリールの口コミ・評判
プレッソ1000・2000の口コミ・評判をまとめました。
良い評価と悪い評価に分けてあるので、検討する際の参考にしてみてください。
良い評価
●見た目マットで落ち着きがあって、カッコいいですね。
かなり軽量なので、ベールが少し太めでも問題ありません。●マグシールドレスで、巻きが軽くエリアトラウト用に最適化しています。最適な作りになっている。 ルビアスが欲しいけど、マグシールド加工はしたくない方におすすめです。ドラグがスムーズなので、大物とのやり取りも安心です。
●巻き心地がほどよく軽く、安定感が抜群です。 デザインはものすごく好みです。思い切って2台購入しました。
●黒にオレンジのカラーリングは単品なら好みではないですが、プレッソのロッドと組み合わせればカッコイイです。軽くて巻き心地も快適です。
●軽さは感度にも影響するので、武器になる!
悪い評価
●メインシャフトの前後エンドと、アタリ利き後の低速巻き出しの雑味が独特です。返品してシマノ XR C2000sspgを購入しました。
●ザイオンボディとマグボディの感度差が確実でよいリールですが、エアリティを買うのがおすすめです。チューニングベースの伸びシロもエアリティのほうが上。見た目はいいけどね。
おおむね高評価が多く、悪い評判はあまり見られませんでした。
なかには、価格的にもっとコスパのよい機種がある、と考えている方もいるようですね。
- 軽くて巻き心地がよい
- ドラグがスムーズ
- とにかくかっこいい
- プレッソロッドと合わせるとぴったり
- もっとコスパのよいリールもある
「プレッソ1000・2000」がオススメの人
プレッソリールを選ぶのがぴったりな方の条件をまとめます。
- エリアトラウト専用リールを探している方
- プレッソロッドと組み合わせたい方
- 軽さを求めている方
- ドラグ性能に優れたリールを求めている方
- マグシールドレスモデルを探している方
- メーカー最上位リールは高すぎるという方
「プレッソ1000・2000」で快適な釣りを!
待望の復活を果たしたエリアトラウト専用リール「プレッソ1000・2000」。
手軽に釣りを体験してみたい方にはやや高価格ですが、趣味として管理釣り場に通いたいなら手に入れたいリールですね。
かつてない軽さと巻き心地、飛距離アップが期待できるプレッソリールを使って、エリアトラウトの釣りをぜひ満喫してみてください。