誰でも手軽に楽しめるニジマスの釣り堀。
なかでも、エサ釣りは難しい操作もなく、釣りがはじめての方や小さいお子さんでも気軽に体験できます。
今回は、ニジマスの釣り堀でエサ釣りに使う道具・仕掛け・エサについて解説。
釣りをはじめてみたい方はもちろん、旅行がてら気軽に釣りを体験してみたいならチェックしてみてください。
ニジマスの釣り堀の魅力
手軽に楽しめる
ニジマスの釣り堀は、誰でも手軽に楽しめるのが魅力です。
管理された釣り場で足場もよく、小さいお子さん連れのファミリーでも安全に釣りを満喫できます。
エサ釣りなら、ハリにイクラや練りエサをつけて投入し、ウキが沈み込むのを待つだけ。
ニジマスは掛かると必ずジャンプするので、ダイナミックな釣りを楽しめますよ。
道具もレンタルできるため、旅行や観光がてら手ぶらで訪れても問題ありません。
その場で食べられる
ニジマスの釣り堀では、ほとんどの施設でその場で焼いて食べられます。
釣ったばかりの魚の味は格別。
アウトドアで食べると、不思議においしさが倍増しますね。
BBQを楽しめる釣り堀もたくさんあるので、仲間や家族とワイワイ楽しみたい場合にもぴったりです。
ニジマスの釣り堀はどんなところ?
ニジマスの釣り堀は養殖した魚を放流しており、利用料金を支払って釣りを楽しめる施設です。
初心者や小さいお子さん連れのファミリーでも、手軽にニジマス釣りを体験できます。
ニジマスの釣り堀には池タイプと川タイプの2種類があり、どちらか一方または両方を設けています。
池タイプの釣り堀
池タイプの釣り場は水の流れがなくて足場もよく、初心者でも釣りやすいのが特徴です。
ただし、釣りの経験がある方には簡単すぎて、物足りない場合も。
まったくの釣りの初心者や、小さなお子さんに釣りを体験させてあげたいならオススメです。
なかには、レジャー施設内に釣り堀を設けているなど、さまざまな遊びも兼ねて釣りを楽しめる施設もあるので、チェックしてみてください。
ちなみに、ルアー・フライフィッシングを楽しめる釣り堀もあり、「管理釣り場」「エリアトラウト」と呼ばれて人気です。
なかには、ルアー・フライフィッシングのポンドとは別に、エサ釣りエリアを設けている管理釣り場もあります。
川タイプの釣り堀
川タイプは、自然の川をせき止めた釣り堀です。
郊外の山あいの環境に多く、きれいな川と自然の雰囲気で釣りを楽しめます。
緑豊かな環境で、釣った魚をその場で焼いて食べたり、BBQを楽しんだりできるのも魅力。
なかには、キャンプを楽しめる管理釣り場もあります。
エサ釣りでは、竿を操作して上流に仕掛けを送り込み、下流へ流しながら釣るのが特徴。
魚が掛かると流れの負荷もくわわって、ダイナミックな釣りを楽しめます。
多くの施設でルアー・フライフィッシングやテンカラなど、エサ釣り以外の釣りも楽しめるので、挑戦してみるのもオススメです。
ニジマス釣り堀のエサ釣り 2つの釣り方
ニジマスのエサ釣りには、ウキ釣りとミャク釣りの2種類があります。
ウキ釣り
ニジマスの管理釣り場のエサ釣りで、もっともポピュラーな釣り方です。
玉ウキの動きを見て、沈んだり変化があったりしたら竿を立ててアワセます。
狙う水深をウキの位置で調節。
釣れないときはウキ下を深くしたり、浅くしたりして調節しましょう。
ニジマスの管理釣り場や釣り堀では道具をレンタルできますが、用意されているのはウキ釣り仕掛けです。
ミャク釣り
ウキを使用せず目印をつけて、糸の動きから魚をアタリをとる釣り方です。
自然の渓流釣りでの釣り方であり、竿のコントロールやオモリの調節で底付近をエサが這うように流します。
微妙な目印の動きを見てアワセるなどウキ釣りよりも難易度が高いものの、魚がいる層にエサを送り込みやすく、慣れたらウキ釣りよりも威力を発揮するでしょう。
いずれ自然の川で渓流釣りデビューしたいなら、練習がてらチャレンジしてみるのもオススメです。
ニジマス釣り堀のエサ釣りで使用する道具
ニジマスの釣り堀では道具をレンタルできるものの、「自分の道具で楽しみたい」「使い回されたレンタル道具はイヤ」という方もいるのではないでしょうか?
自分の道具を用意したい方は、ぜひチェックしてみてください。
竿
ニジマスの管理釣り場のエサ釣りで使用する竿は、リールをセットしない「のべ竿」です。
釣り場の規模によりますが、4~5.5mほどの長さが適しています。
ニジマスエサ釣り専用の竿というものは存在せず、渓流竿を利用するのが一般的です。
また、川から海の堤防釣りまで幅広く対応できる、汎用竿も発売されているのでチェックしてみてください。
仕掛け
仕掛けは、竿に接続するだけで使える完成仕掛けが「ニジマス仕掛け」として販売されています。
玉ウキがセットされている完成仕掛けのほか、ヤマメ・イワナのミャク釣り用完成仕掛けも購入可能です。
本格的な渓流釣りでは、各パーツごとに購入して仕掛けを自作する方も多いですが、管理釣り場でそこまでする必要はありません。
根掛かりしたり、絡まったりトラブルが発生すると仕掛けごと失う恐れもあるので、2~3セット用意しておくと安心です。
エサ
自然の渓流釣りでは川虫やミミズなどさまざまなエサを使用しますが、ニジマスの釣り堀や管理釣り場では使用するエサを定めているのが一般的です。
多くの釣り堀や管理釣り場では、釣り用の「イクラ」を使用。
なかには、練りエサを用意している場合もあります。
しかしながら、同じエサばかりが流れてくると、ニジマスも飽きて食いついてくれません。
そこでオススメなのが「ブドウ虫」です。
ブドウスカシバというガの幼虫で、渓流釣りではポピュラーなエサ。
イクラでまったく釣れないのに、ブドウ虫に替えた途端入れ食いになるケースがあります。
釣り具店はもちろん、ネットショップでも購入可能です。
ただし、エサの持ち込みを禁止している施設もあるので、事前に確認しておきましょう。
あると便利なアイテム
必要とは限らないものの、ニジマスのエサ釣りであると便利なアイテムを紹介します。
ハリ外し
ニジマスのエサ釣りでは、アワセが遅れるとハリごと飲み込まれてしまいます。
すっかり飲まれてしまうと、口に指を突っ込んでもうまく外れません。
そんな場面で活躍するのが「ハリ外し」です。
長い棒状のアイテムで、魚の口に入れて先端をハリに引っ掛けると簡単に外れます。
指を突っ込んで無理矢理外そうとすると、魚が死んでしまうこともあり、ぜひ用意しておきたいアイテムです。
クーラーボックス
釣った魚を新鮮な状態で持ち帰りたいなら、クーラーボックスを用意しておきましょう。
施設で簡単なケースを販売している場合もありますが、長時間の移動だと保冷力に不安があります。
釣り用としてクーラーボックスを選ぶなら、便利な機能を搭載した釣り具メーカーのモデルがオススメです。
保冷力に優れているほか、イス代わりになる耐久性を備えたモデルが多く発売されています。
ニジマス釣りの動画をチェックしてイメージしておこう
ニジマス釣りは誰でも手軽に楽しめるものの、まったく釣りの経験がないと、文章や写真だけではイメージしにくにのではないでしょうか?
あらかじめどんな釣りなのかをイメージしておきたいなら、YouTubeで動画をチェックするのが一番。
上記にあるように釣り具メーカーがアップしている動画なら、道具の使い方などもわかりやすく解説しているので参考になりますよ。
ニジマスの釣り堀で手軽に釣りを体験してみよう
初心者や女性、小さい子どもでも手軽に釣りを体験できるニジマスの釣り堀。
有名な観光地の近くにも多くあるので、旅行がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
今回の記事を参考に、ニジマス釣りを楽しめる釣り堀や管理釣り場を訪れてみてくださいね。